出来事と話題

日々のニュース、出来事からいろいろと考えてみましょう

今すぐ撤回を!「原発事故を起こして汚染水を海にタレ流す日本には行きたくありません」政府が海洋放出を決定

f:id:anmor1:20210414012451j:plain

photo https://www.olympicchannel.com/ja/ 池江璃花子:東京オリンピック2020で「池江無双」の再現なるか

福島原発事故後、タンクに溜まり続けていた汚染水ですが、

その最終処分方法について議論が続けられてきましたが、

ついに海洋放出という方法で決定したと、政府が発表しました。

 

海洋放出自体は驚くような話ではありません。

事故直後からその可能性が提言されていましたし、

人体への安全性についてもある程度の裏付けが確認されています。

でも何より他に有効な方法も皆無、そもそも選択肢はなかったのです。

 

漁業組合にとっては寝耳に水、当然ですが猛反発です。

放射能による実害よりもはるかに大きい風評被害と10年間戦い続けて

ようやく漁業をもう一度立て直せる気運が見え始めたところでした。

その全てが一瞬で吹き飛ばされると言っても過言ではありません。

「いつかは」と想定されていたとは言え。 

 

 では今回の発表で最大の問題点とは何でしょう。

それはタイミングです。

海洋放出が決定しても、タンクから海岸までの配管を造らないと

いけないし、約2年後からの開始になるそうです。

それなら、どんな議論の末に「このタイミング」での発表に至ったのか、

最悪の失策と言わざるを得ないでしょう。

 

まさかですが、日本はもうすぐ3か月後にオリンピックを

開催することを忘れているんじゃないですよね?

観客は大幅に減ってしまいそうですが、せめて海外選手や関係者を

笑顔で「おもてなし」するんじゃなかったのでしょうか?

 

原発事故を起こして汚染水を海にタレ流すなんて許せない、

そんな日本にはもう行きたくない」と非難の声も少なくないでしょう。

開会式をボイコットする選手も出てくるかもしれません。

そんなギスギスした開会式をいったい誰が望んでいるのでしょうか?

 

今大会は、人類がウイルスとの戦いに勝利した記念すべき祝典になる

という話も上がっていました。

つい先日も、白血病と戦い奇跡の復活を果たした池江璃花子選手が

日本中に勇気と感動を与えてくれました。

 

残り3か月で感染力を増した変異種とどこまで戦えるかは

分かりませんが、間違いなくオリンピック開催への気運の高まりは

誰もが感じていたはずでした。

 

それを無神経きわまりない日本政府が、菅政権がブチ壊してくれました。

海洋放出が止むを得ない選択だとしても、なぜ発表を

オリンピック後にできなかったのでしょうか?

 

これまでも政治家による様々な失言や不祥事があり

その度に上昇気運に水を差してくれましたが、

今回の発表については、これほどまでに失望感、絶望感を

感じたことはありません。

日本の夢、ゴルフ業界の夢、世界のゴルフファンの夢を実現!松山英樹選手マスターズ優勝!

f:id:anmor1:20210413123639j:plain

photo「松山選手と早藤キャディ」https://www.golfnetwork.co.jp/news/detail/27383

またまたとんでもない快挙を達成してくれました!

このブログを始めてから大坂選手、渋野選手、そして松山君と

次々とスーパースターの誕生を目の当たりにしました。

彼らと同じ時代に生きていられたことに本当に感謝です!

 

昨日はついついゴルフショップに様子を見に行ってしまいました。

月曜ですのでまだ祝優勝セールはやってませんでしたが(笑)

 

マスターズ=グリーンジャケットと言えば、ゴルファーの誰もが夢見る

最高峰であることは言うまでもありませんが、

松山君が19才で初出場した2011年以来、10年という苦戦の歴史と

重圧を背負いながらの優勝、世界に与えた感動は計り知れません。

 

大会最終日、18番ホールのグリーンへ向かう松山君を

遅くまで待っていた大勢のパトロン(ギャラリー)たちが

みんな立ち上がって大きな拍手で迎えてくれました。

もちろん地元のアメリカ人なら自国の選手を応援したいところでしょうが、

松山君の10年間のひたむきな努力と真摯な人柄、そして悔しさを

世界中のゴルフファンが見守っていてくれたからです。

諦めずに真っすぐに頑張り続ければ、不可能なことなどないのです。

 

元プロゴルファーの中島常幸さんを含む実況の3人とも

ウィニングパットの瞬間、号泣。

言葉になりませんでした。

 

キャディの早藤将太君も、試合後グリーンに向かって一礼するなど

日本人らしい素性が話題になりましたね。

穏和でいかにも誠実そうな彼のキャラクターが

ラウンド中の彼の表情からも溢れ出していましたね。

 

松山君の表情もこれまでになく安定していたことがとても印象的です。

終盤こそプレッシャーからボギーもありましたが

早藤君の心強いサポートが圧倒的なスコアにも結び付いていたことは

言うまでもありません。

プロ生命の長いゴルフ界ではけして経験豊富とは言えない

若いキャディですが、彼を選び信頼し切ったことも

松山君の才能、勝因かもしれません。

 

松山君がゴルフを始めたのは4才の時、アマチュア選手だった

お父さんの影響だそうです。

中学2年の時、ゴルフ部のある明徳義塾中学校へ転向しました。

松山君のようなスーパースターが誕生した時、

逆に凶悪犯罪が発生した時、私はいつも彼らの生い立ち、

家庭環境に注目するようにしています。

 

ゴルフは、幼少期から本人の意向だけで続けられるほど

甘いスポーツではありません。

ここまで続けて来られたのは、もちろん経済面も含めた

ご両親の厚いサポートが不可欠だったはずです。

 

近しい方の話では松山君は天然キャラで動じない性格だそうです。

プロスポーツにしてもエンターテイメントにしても

一握りの人しか成功できない厳しい世界です。

注目されるからこそ時には誤解や批判を受けることも少なくありません。

 

天然と言われようがはみ出し者と言われようが

けして目標から目を反らさず、自分を信じ続けられる

強靭な精神力を育んだのも、まずご両親やご家族が

松山君を信じて支え続けたからではないでしょうか。

 

これまでの選手活動の中で、苦しい時も多くの方からの

応援を得られたことも、元をたどれば

健全な家庭環境が極めて重要であったということです。

「応援してくれたすべての方に報いたい、感謝を伝えたい」

この強く真っすぐな思いは、どんなに強大な抵抗勢力でも

阻止することはできないのです。

 

その他、ゴルフ用品メーカー、オーガスタ、スポンサー、メディアなど

多くの関係者がこの感動を支えてくれたことも忘れられませんね。

 

表彰式でいよいよグリーンジャケットに袖を通した松山君は

これまで見たことがないくらいハシャイで見えましたね。

よほど大きな重圧から解放された気分だったのでしょう。

 

松山君、長かったよね、本当におめでとう。

でもまだまだ10年でも20年でも大活躍を期待していますよ!

みんなの夢を叶えてくれて、本当にありがとう!

そりゃないでしょ!「EV化の以前に発電所を脱炭素化できるかが日本の死活問題になる」日本自動車工業会豊田章男会長発言

f:id:anmor1:20210313135310j:plain

photo by ei-miさん https://www.photo-ac.com/profile/864202

 

最近、ガソリン(ディーゼル)車の全面EV化の話題がツイッターなどでも

盛り上がっていますが、まずその背景をざっとまとめてみます。

 

・海面上昇や異常気象などCO2排出問題の緊急性が高まっている

・米バイデン政権もパリ協定に復帰

・テスラなどEV車の販売台数が急増

・多くのEV関連企業まで株価が上昇、世界中の期待感が高まる

アメリカ、中国、イギリスがEV化への期限目標を次々と発表

・日本政府も計画を発表=2050年に脱炭素社会を実現

 ガソリン車を2030年代に全面電動化(ハイブリッドと燃料電池含む)

日本自動車工業会が報道関係者とオンライン懇談会

 

日本自動車工業会豊田章男会長といえば、世界に誇る大企業、

トヨタ自動車のCEOでもあります。

私も仕事やその他でトヨタの車にいろいろ乗ったことがありますが、

どれも乗り心地、快適性、運転のし易さ、何より品質感が抜群ですよね。

海外ではハイエースランドクルーザーが、故障の少なさ

メンテナンス性の高さからプレミアム価格で取引されるほどです。

 

報道陣との懇談会で豊田会長は以下の①~⑧について、熱く訴えました。

 

①日本の自動車メーカーはこれまでもハイブリッド車の量産などによって

 燃費を大幅に向上し、生産工程でも消費する電力量の低減など

 環境問題に大きな貢献をしてきた

 

 確かにそうですよね、ガソリンエンジン自体も

昔に比べれば驚くほど高性能になっていますし。

その他でも日本の省エネ技術、小型軽量化技術、蓄電池技術などは

間違いなく世界をリードしていますね。

 

②脱炭素社会の実現にはEV化だけではなく、生産工程やリサイクル工程で

 使用される電力も脱炭素化できなければ不可能

 

そうですよね、福島の事故以来ほとんどの原発が停止しました。

ソーラー発電や風力発電でも日本は完全に出遅れています。

ほぼ化石燃料に依存した電力供給になっています。

 

③このままでは国内の生産拠点の大部分は火力発電の少ないフランスに

 移すことになり、大幅な雇用の喪失、納税額の減少は避けられない

 

これまでも日本経済を支えてきた基幹産業が喪失って

信じがたい話に聞こえますが、極めてリアルな脅威です。

若者が仕事の少ない地方を出て都会へ集まるように、いづれ日本の将来に

見切りをつけて、フランスほか諸外国に加速度的に流出していくでしょう。

ただでさえ少子高齢化なのに。

これだけは何としても避けて頂かないと本当に「死活問題」ですね。

 

④もし全ての車両をEV化したら夏のピーク時には電力不足になる

 原発10基か火力発電20基の増設が必須

 

事故後まもなく、廃炉作業も難航している日本で原発の再建??

火力発電増設も、いづれもまったく現実味のない話ですよね。

 

日本の火力発電のエネルギー効率は世界トップレベルだそうですが、

その技術を開発が遅れている途上国へ提供したいと提案したら

世界中から猛バッシングを受けました。

「世界は脱炭素化を目指してるのに火力発電を促進してどうすんの!」と。

 

良かれと思ったことが、逆に日本人の感覚が世界から大きく

遅れていることを露呈してしまいました。

自然エネルギー利用をリードできてこそ技術先進国なのです。

時代はもう完全に進んでしまっているのです。

 

⑤軽自動車の電動化率は低いが、小型軽量で十分に低燃費だ

 日本は軽しか相互通行できない狭い道路が85%

 地方では不可欠なライフライン

 

このあたりから、豊田会長の感覚もすでに世界から遅れていることが

露呈してきます。

ヨーロッパにも狭い路地や農道はたくさんあり、小型車もたくさん

活躍しています。

しかし世界はそれらも全てEV化しなきゃダメって時代になってるのです。

充電設備が足りなければ、政府が主導してでも一気に普及させようと

言っているのです。

 

⑥HV、PHV、EV 、FCVというミックスの中で、日本の良さを

 維持・発展させながら進んでいくことが日本の生きる道

 

これは「遅れ」ではなく完全に間違っていますね。

そもそもEV化って日本の自動車産業を守るためにやることですか?

違いますよ! 地球全体の環境を守るために絶対に必要なんです。

海面上昇も異常気象も国境は関係ないですよ。

だから世界が足並みを揃えよう、一致団結しようと言っているのです。

 

こんな時に「日本の良さ」とか言ってたら

まさに「ガラパゴス」、「浦島太郎」ってやつです。

確かに日本はいろいろな分野で最先端をリードしてきた高い技術力があります。

でもそれにこだわり過ぎるあまり、世界標準がすっかり出来上がってから

ようやく着いて行くという失敗を何度も繰り返して来たじゃないですか!

豊田会長は昔と同じ道を歩もうとしていますが、

環境問題はすでに危機的状況、待ったなしなんです。

 

⑦現在もガソリンエンジン車を量産し続けているメーカーを

 まるで社会の敵のようにシンボル化しないで欲しい

 

このままでは間違いなく日本が「世界の敵」に認定されるでしょう。

CO2を低減できない国は高い「排出権」を買うことになりますし、

その分増税すればますます海外へ逃げ出す人が増えるでしょう。

原子力発電も問題が増える一方ですし、自然エネルギー利用を

推進していると言えるレベルでもありません。

 

あらためて豊田会長にお聞きしたいです。

こんな明らかに出遅れている日本政府に今後も期待を抱きながら、

自動車業界は政府と二人三脚で、極めて困難なCO2排出問題を

乗り越えて行けるのですか?

 

⑧ユーザー目線を忘れてはいけない

 高性能でも高くて買えない車では意味がない

 ユーザーが合理的で正しいと思った選択ができるのが健全な社会

 

それなら二人乗りで100万円以下の超小型EV車をどんどん作って

もらいたいです。

それがもっと普及すれば「選択の自由」と言えますが、現状は違います。

軽自動車にしてもハイブリッドにしても、業界全体がこれまでの

ガソリンエンジンをビジネスベースとして執着しているから

EV化への意識になかなか変わらないのです。

 

政府も、超小型EV車は自動車税も重量税も消費税も全て

無料にするくらいの本腰を入れるべきです。

採算が見込めない地方でも、政府主導で充電設備を増やすべきです。

 

豊田会長、これまで日本の自動車産業が日本経済を支えて来たことも、

低燃費で高性能な日本車が世界で認められていることも、業界全体で

様々な環境対策に貢献していることも良く解りました。

それらを理解したうえで、「政府が電力問題に取り組まないと無理」

とか「フランスに移転する」とかどうか言わないで下さい。

このまま業界と政府が依存し合っていたら共倒れになっちゃいますよ!

 

トヨタ自動車ほどの技術と経済力があれば、いっそうCO2排出ゼロの

発電所を開発できないでしょうか??

未来都市を造ってしまうくらいですから、電力が本当に足りなくなったら

どうなってしまうか良くご存じですよね?

もうすでに研究を進めているだろうと私は期待していますが。

今回の豊田会長の提言は、遅々として行動できない政府への警鐘ですよね?

 

以前は技術大国と言われた日本ですが、本当の実力、総合力が

試されようとしています。

最近では、ビルなどのコンクリートに一定の割合で炭素を混ぜ込んで

固定化してしまう(大気中のCO2を少しでも減らす)という技術も

実用化されつつあるようです。

 

泣いても笑ってももうすぐ結論が出ます。

これが日本の「最後の挑戦」にならないことを祈るばかりです。

2度目のグランドスラムチャンピオン!でも本当の大坂なおみが初めて覚醒した日 全米オープンテニス優勝

f:id:anmor1:20200917171418j:plain

graphic 「翼」 https://www.wallpaperbetter.com/ja

大坂なおみ選手がまたやってくれました!!

テニスに限らずですが、日本の選手や代表チームが

トップステージで見られる事が本当に多くなりましたよね。

堂々と「スポーツ大国」と言っても良いと思いますね。

 

なおみ選手は、その強さは元より

人間味あふれるキャラクターがよく注目されます。

おと年も初の全米優勝と世界ランキング1位を同時に

もぎ取った時、決勝戦で声を荒げてストレスを爆発

させたセレナ・ウイリアムズ選手に対し試合後、

「あなたと同じコートに立つことをずっと夢見てきた、

素晴らしいゲームをありがとう」

と打ち明け、場内の緊迫した空気を一掃させた。

 

この時には発言はなかったけど、彼女と同じ黒人の

選手が、圧倒的な強さで活躍していることに対する

強いリスペクトがあったのではないかと、今回の

大会でのなおみ選手を見て私は確信を持ちました。

 

これは想像に過ぎませんが、彼女は幼少のころから肌色や

容姿に対する差別を受けて、少なからず傷ついていた。

テニスに出会い打ち込むことで少しづつ

「負けない心」を育てていった。

きっとセレナだってそうじゃないの?

もしかしたらなおみの何倍も…。

 

各メディアでも報じられている今回の優勝に繋がった

要因としては、チームの再構成による特にフィジカル面、

フットワークの強化があります。

これまで彼女がストレスに感じていた

「決めきれない自分」と「追いきれない自分」、

つまり攻守の両面を真正面から問題解決に

取り組めた結果でしょう。

チームが結束してベストパフォーマンスの

状態にあると言えますね。

 

フィジカルが向上すればメンタルの安定にも繋がります。

そして特に見逃せないのが彼氏の存在です。

 

ひじょうに下品な表現で申し訳ありませんが、

昔から「あげまん」とか「あげちん」また

「さげまん」「さげちん」という言葉があります。

心の隙間を埋めて仕事などのパフォーマンスを

向上させてくれるパートナーのことを「上げ」と言い、

エネルギーや注意力を吸い取ってパフォーマンスを

低下させるパートナーを「下げ」と言います。

 

今大会中のなおみ選手は、時おりイライラすることは

あってもそこからの立ち直りの早さ、反撃に転じる

スピードがこれまでとまったく違っている事が分かります。

明らかにメンタル面が安定度を増していることを示しています。

試合中に、観客席の彼氏に送った笑顔を見れば、

なおみ選手にとって彼氏がどれくらい大きな

存在なのかが分かりますね。

 

そして今大会で彼女の強さを私が一番、感じたのは

警官の過剰な取り締まりによって犠牲になった

7人への思いでした。

「そこが一番?」と疑問に思った人もいると思いますが

これまでも彼女の動向に注目していた私も

今回ほど強く激しくメッセージ(人種差別問題に対する

抗議)を表した姿を見たことがないからです。

みなさんはありますか?

 

以前は「私の精神年齢は3才くらい、一つ試合に

勝ったので4才になりました」とか言ってたんですよ!

彼女らしいナチュラルキャラだなと思っていました。

それが最近のSNSでは「もうシャイでいることは

辞めた、時間の無駄だから」と。

これが同一人物かと疑いたくなる変貌ぶりです!

 

世界ランキング1位と2度のグランドスラム

制した彼女にとって、これからの目標って何でしょう。

チャンピオンであり続けることでしょうか?

私は違うと思います。

 

恵まれない境遇の人々に勇気を与えること、

人種差別問題と真正面から向き合い、戦うこと、

どんなに非難されても、他の誰よりも

黒人である自分がやるべきではないか。

 

自分の名誉のためでもお金のためでもない、

彼氏を思い、チームを思い、世界中の誰かを想い

生涯、生きて行く。

それが本当の大坂なおみが内に秘めていた

最大の強さの源だったのかも知れません。

今から検査数を増やしてもムダ!感染経路を追跡してもムダ! マスクよりビタミンCと体力増強を! 新型コロナウイルス

f:id:anmor1:20200513193032j:plain

photo たけやま3.5「西宇和みかん」https://nishiuwamikan.com/takeyama/

今日はニュースというよりも、私が是が非でも皆さんにお伝えしたいお話、

【番外編】ですが、どうかこのままお読みください!

 

日本の感染者数が少ないのは検査数が少ないから?

はい、その通りでしょう!

もし感染者が100万人なんて発表したらオリンピックが

延期じゃなくて中止になってしまいますから!

それにしても、このような未知の事態に直面した時の日本の

要人たちのアタフタぶりは昔からぜんぜん変わっていませんね。

皆さん怒らないでくださいね、いつものことですから!

 

皆さんも、もうお気付きとは思いますが

コロナウイルスは既にありとあらゆる空間に蔓延していますね。

手洗いもマスクもほとんど意味がなくなってきました。

 

ネギの股の間にもウイルスが入り込んでいるかも知れません。

そこをブラシでゴシゴシ洗ってる人、いるでしょうか?

レタスの一枚一枚をキッチリ洗っている人、いるでしょうか?

厳重に管理された無菌室にでも入らないと

ウイルスを物理的に隔絶することはもう不可能ですよね。

 

マスクを付けないと仕事で出入りすることも許されない場所が増えたので

私もしょうがなく付けていますが、

それでも私、全身の倦怠感や、関節痛、筋肉痛、臭いが感じにくい状態に

何度かなったことがあるんです!

「お前、感染者じゃん!」って思いました?

皆さん、よく思い出して下さいね、

上のすべてが「ごく普通の風邪」の症状ですよ!

 

冬になると毎年のように風邪で寝込んでしまう人がいますが

その方は物理的な予防法以外に、免疫力や基礎体力アップの

意識が足りない方だと私は思います。

重篤な状態の方も多いので短絡的な言い方で申し訳ありませんが

それでも今回だけは言わせて下さい!m(__)m

 

私は風邪予防のためにいろいろ工夫するようになりました。

それ以来もう20年以上でしょうか、風邪で仕事を休んだり

寝込んだ記憶さえもうありません、インフルエンザも無縁です。

少し意識すれば予防法はいくらでもあるのに

限られた人生の数日間も、寝込んで何もできないなんて

モッタイないと気付いたからです。

 

「工夫」って書きましたが、実は考える必要もないくらい簡単なんです。

風邪をひきそうになると、

体が様々なメッセージを発して教えてくれるからです。

 

まず第一に「寒気」があります。

体温が下がるとウイルスや雑菌に対して抵抗力が弱まるので

「このままでは危ない」と体が教えてくれているのです。

 

最近、昼間はかなり暖かくなったのでTシャツ1枚でも出歩ける

ようになりましたが、浮かれてつい帰宅が遅くなると、

夜から早朝はまだ夏には程遠い寒さの日がありますよね。

肩をすくめて足早に家路に向かう人を見かけます。

今回はハッキリ言います。

 

こういう油断している人が明日の感染者、感染源になる人です。

 

私はヤセ我慢せずに上着を着ます。

帰宅したらお風呂か熱めのシャワーで温めます。

少し汗をかいたら「これ以上温める必要はない」と体が教えているのです。

 

鼻水が出ることもあります。

鼻腔内にウイルスか雑菌が入ったので排出しようとしているのです。

この時はマスクも有効です。

鼻から乾燥した冷気を吸うことを防いで

鼻の仕事を軽減し、回復作業に専念してもらうのです。

喉に違和感を感じた時も同じです。

 

全身の倦怠感、関節痛、筋肉痛の時は、全身の免疫組織が

体内に侵入した外敵と戦っている事を教えています。

つまり「今は何もするな」ということです。

これがもし仕事中だと辛いですよね。

ですが重症化を防ぐためにはほんの30分でも休息、安静が一番です。

 

発熱してしまったら?

本格的な「戦い」が始まっています。

止むを得ない時もありますが、この時に解熱剤などで無理に熱を下げない、

体を冷やさない事がとても大事なんです!

せっかくエネルギーを増強して頑張っている自軍の戦士たちに

バケツで冷水を浴びせるのと同じなんです。

 

大きな外傷を負った時も雑菌と戦うために体温が上がります。

無理なダイエットで十分な栄養をとっていない人は

戦士に供給するエネルギーが足りずに重症化することがあります。

 

体が発するメッセージ以外にも効果が明らかな予防法があります。

ビタミンCの補給です。

一日にミカンを10個も食べるおばあちゃんていますよね?

近代医学の何百年も前からご先祖様たちは

経験という「知能」を持っていたということです。

 

ミカン自体も、冬という厳しい時期に様々なウイルスに晒されながら

栄養満点な果実を実らせることが出来るのは

ビタミンCに守られているからです。

昔から「旬のものを食べろ」と言われますが

健康のためにはごく当たり前の事なんですね。

 

さて、「アベノマスク」に始まった政府の対応ですが、

もう安倍政権はとっくにキャパオーバーの様子で

坂道を転げ落ちていくしかないように見えます。

ここに来てあれこれ言うつもりはありません。

それよりひじょうに残念に思う方がお二人います。

 

吉村大阪府知事は、お若いのに重鎮たちよりも

よほど肝が座ったリーダーシップを発揮していると思いませんか?

知事に対する非難もないわけではありませんが、軽くいなして

けして外野に振り回されず、大阪という地域性も見失わず

着実にご自身の役割を成し遂げつつあるように思えます。

まだまだ将来が楽しみですね。

ぜひ国政にも変革をもたらすくらいの存在になって欲しいと思います。

 

ですが吉村知事、これだけは言わせて下さい!

今となっては検査も感染経路の追跡もムダです!

世界規模で見てもそのフェーズはもう過ぎ去ってしまいました。

 

ノーベル生理学・医学賞の山中教授は感染病の専門家ではありませんが

医学に従事する立場を強く認識され、連日メッセージを発信されています。

私が山中先生を強く尊敬する理由は、、

研究者になる前の整形外科で臨床研修医だったころ、この世のモノとは

思えないほどの不器用さで周囲からも「ジャマナカ」と呼ばれ道を断念。

それでも「医学で人を救いたい」との一心で研究者となり、

地道な努力を重ね、その後のご活躍ぶりは言うまでもありません。

 

ですが山中先生、これだけは言わせて下さい!

ここまで蔓延してしまった段階で物理的な隔絶方法はもう手遅れです!

それよりも政治家も著名な先生方も、免疫力や基礎体力の強化に

なぜ進言しないのでしょうか?

未知の新種とはいえ、普段から風邪の予防意識が薄い人が

感染しやすい事は間違いありません!

アベノマスクはもう中止してビタミン剤を配布するべきです!

 

各学校関係はこのまま夏まで休校にして、

9月一斉スタートとの案が上がっていますが

 

とんでもありません!!!

 

これだけ感染力の強いウイルスが半年くらいで終息するはずはなく

メディアでも言われている通り、次の冬にさらに深刻な第二波となる

可能性も十分あるわけです。

それならいったん落ち着きつつある正にこれから少しずつ接触機会を増やし

比較的重症化しにくい季節に一人でも抗体保持者を増やし、

来たる初冬の感染爆発、医療崩壊を防ぐことに最も重点を置くべきなのです。

 

 最後に私が長年、実践している「感染防止法」をもう一度まとめます。

体調が少しでも変だなと思ったら

・汗をかくくらいまで体を温める

・オレンジジュース1Lパックをお茶代わりにガブガブ飲む

・食事は普段よりもしっかりと栄養をとる

・予防として市販の風邪薬を飲んでおく

・早めに寝る(8時間くらいしっかり睡眠)

・日光を浴びる(体内のバランスを整える効果)

ぜひお試しください!

人類は近い将来リセットされる説と、何が失敗だったのか解りやすく教えてくれたトランプさん アメリカのコロナ感染者数が世界一位

f:id:anmor1:20200329022420j:plain

photo https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/promotions/usaana/features/ny/vol08/

感染により病床に伏せている方、また不自由な生活を

強いられている方にお見舞い申し上げます。

また、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。

 

あなたが初めてこのニュースを見た時に、全世界、全人類が

これほどの脅威に恐れ震えることになると予想できましたか?

1日に千人以上が亡くなるなんて、戦争と同じです。

ある日、高層ビルにポッカリ穴が空いて黒煙を吹き上げている

映像を見た時と同じ、信じられません。

SARSも、MERSも正直、私は遠い国の出来事だと思っていました。

 

武漢市が中国のどの辺りかをgoogleマップで見たら緯度は高くないが

冬の内陸地ですから寒冷、乾燥で、これもインフルエンザと近似種かと

思いましたが、マップを拡大してみると思いのほか河川や湖が多く

気温も10度前後と意外と温潤??

この時の西日本、まさに大阪、名古屋、イタリア、スペインとも

似た環境であることが分かります。

 

概ねですが、気温10~15度、湿度50~60%の条件で

もっとも勢力を強めるウイルスではないかと私は予想しています。

言うまでもなく季節は北へ南へと巡りますので今後、北欧やカナダ、

ロシア、さらに南半球にも大きな波が襲うかも知れません。

 

新型コロナウイルスの発生は市内の市場と言われています。

生きた鶏や野生動物が食用として売り買いされ

一般家庭でも日常的にそれらを絞めて調理されるのです。

 

これは原生林で暮らす部族にとっては一片の疑問もない生活行動ですが

それは「人間も自然の営みの一部であり、何ら特別な存在ではない」

という意識が根底にあるためです。

なので彼らが森全体を破壊、破滅させることもありません。

 

自然環境では、すべての生物が常にあらゆる細菌やウイルスに

晒されながらも、高度な免疫機能によって共存、共栄を保っています。

ある特定の一種が突然、感染症で絶滅することはありません。

 

自然を押しのけて近代都市に暮らす現代人はどうでしょう。

野生動物との濃厚接触はまずありません。

河川で水遊びをする子供もほとんど見かけません。

ありとあらゆる環境が「効率」を追求した人工物で囲まれ、マスクをし、

消毒をし、抗生物質を多用し、常に巨大な無菌室に隔離された状態で、

まるで健康であるかのように思い違いしているのは私たちなのです。

当然すぎることですが、誰もが免疫機能が低下、退化しているはずです。

 

実験用マウスが飼育されている完全な無菌室に、感染力の強い蚊が

一匹入り込んだらどうなるでしょう? まさに「未知との遭遇」ですね。

都市部に大量の花粉が飛んで来たら? 

免疫機能が退化した人体は、よくパニックを起こしていますね。

 

物流システムの進化によって、世界中の食品、植物、時には生体も

瞬時に移動できる時代になりましたが、言い換えれば世界中で

目には見えない「未知の恐怖との遭遇」が無数に起きている

ということですね。

 

膨大な種類の細菌やウイルスがこれまでにない好条件の環境に移った時、

また自然環境の永い歴史の中で、何らかの変動によって

微生物が最も好適な生息条件を得た時、

何兆分の1か、何京分の1の確率で、極めて高い増殖力を持った

異次元の「生命体」へと進化して行くのかも知れません。

もしそうじゃなかったら、どうやって私たちのような複雑な生命体が

今、存在するのか説明できますか?

 

地球の自然環境は46億年かけて成熟し、安定と静穏を保っていました。

それをつい最近、人類が急激にひっかき回したため

取返しがつかないほどバランスを乱し、原始の時代へリセットされようと

しているように私には思えてならないのです。

もう崖っぷちまで追い込まれていることに気付いてないだけかも知れません。

 

いずれ人類が地球に住めなくなったら月や火星へ移住し始めるかも知れません。

でもまた同じ過ちを繰り返して破滅するでしょうね。

私たちが自然から生まれた体である以上、日常的に自然に接し、

退化させてしまった免疫機能を本来、備えていた状態に取り戻し、

永遠に自然と共存していかない限り、人類の居場所はどこにもないのです。

 

都市部でも面積の半分は緑化すべきです。

少し手を伸ばせば小動物や水生生物に届くくらいまで

自然との距離を縮めるのです。

過密化してしまった東京や大阪はもう手遅れです。

都市機能を移転させる、というレベルではなくて根本的に1から

環境を見直して、何十年かかっても国土を再建していくしかありません。

 

人類文明がさらに進歩し続けても、自然を制圧することは出来ないと思うのです。

46億年の歴史とメカニズム、「究極のバランスシステム」の理解をより深めて

これからは科学とテクノロジーを自然との共存・融合のために帰結すべきです。

 

中国から広まったウイルスは世界中の人口密集地域を次々と襲い

世界最大の近代都市、ニューヨークを覆いました。

「何よりも自由を愛する国」では皮肉なことに、ウイルスも

自由に最大限に能力を発揮できたことは簡単に想像できます。

もしかしたら、毎朝セントラルパークを散歩していた人は

自然由来の免疫機能を備えていたかもしれませんが、

私には確かめようのないことですね。

 

次も諸説ありますが、中国当局は「感染はすでに終息に向かっている」

表明しています。

一方のアメリカは今後の経済情勢が、ますます深刻度を増しています。

トランプ大統領は巨額の財を成したトップビジネスマンでしたが

まさか全く専門外のウイルスに気を病むことになるとは

夢にも思わなかったでしょう。

 

こんな時に優秀で発言力のあるブレインが揃っていたら良いのですが

バッサバッサと整理してしまったので、Yesマンしか残っていなかったら

最悪ですね、「もろ刃のつるぎ」かも知れません。

中国で自然発生したウイルスのようですが、アメリカという国の特性上、

何倍も甚大な被害になりそうな記事も目立ってきました。

さすがの事態にトランプさんも「これが潮時か」と悟るかも知れませんね。

 

大変、不謹慎で申し訳ありませんが、これが中国の

ちょっと手をこまねいているアメリカに対する戦略だとしたら?

これが中国トップクラスの頭脳だとしたら?

これが4000年の底力だとしたら?

トランプさん、やっぱりあなたはハチャメチャ過ぎたね。

 

でも、たまにはハチャメチャなトップも必要だと私は思うのです。

何が成功して、何が失敗だったのか、誰もが教訓を学ぶことができます。

どこかのステーキ屋のトップにも似ていますね。

「とにかく平和と協調が第一」というトップも多いですが

まだまだ世界は争いが絶えません。

これでは「理想と現実は常に遠い」という落胆しか得られませんから。

 

お読み頂きありがとうございます。

皆さんはどう思いますか?

「記録的な大雨」「数十年に一度」がここ一年だけで何回あるの? 台風19号

f:id:anmor1:20191020095655j:plain

photo「 cloud sky 」 https://pxhere.com/
今日のNHKの発表で、全国で79人の方が亡くなりました。

ご冥福をお祈りいたします。

また家屋が流されたり浸水によって、4092人の方が避難しています。

一日も早い生活再建をお祈りいたします。

 

台風に限らず、日本はこれまでも多くの自然災害に

見舞われて来ました。

気象庁も早めの避難の呼びかけを強化するようになりました。

記録的短時間大雨情報」が発表された時は、土砂崩れ、浸水、洪水が

発生した事がない地域でも、これまでの限界点を超えるという事です。

 

各メディアも「観測史上初」や「数十年に一度」という表現で

より緊張感をもって早めの避難を呼びかけています。

 

ここで一つ気になる点があります。

確かに東北のような大津波は、その後8年は再発していません。

巨大地震は長期間のエネルギーの蓄積によって発生するからです。

では大雨についてはしばらくは安心なのでしょうか?

 

雨が降るのはいろいろな要因がありますが

まずは近年の海水温の異常な上昇です。

 大量のCo2排出に起因する温暖化はもはや疑いの余地はないでしょう。

 

次に10月に入ると日射量が減るため

影響を受けやすい陸側の気温は下がっていますが、

海上で大量に発生した水蒸気が日本の上空で冷やされると当然、

飽和水蒸気量を超えて水に戻ります。

冬場、部屋の空気が窓ガラスで冷やされて結露になるのも同じです。

 

さて来年は大雨はないだろうと予測できる要因があるでしょうか?

ハッキリ言って、ありません。

むしろCo2削減の対策が進んでいない以上、

ますます海水温が上昇すると考える方が合理的です。

 

温暖化に伴って飽和水蒸気量も増えるのでは?

地球全体の平均気温は上がっても、まさにこの季節の

日射減少による陸地の気温変動の方がはるかに大きいのです。

これは、地球の自転軸が公転軸に対して傾いているためで

垂直に動かさない限り今後も変わりません。

 

少し話が反れますが、日本は今年の夏も記録的な

猛暑に見舞われました。

これも温暖化の影響とは思いますが、幸い地球の表面は大量の

水で覆われているために、大部分の熱エネルギーを海が巨大な

「バッファー」として機能して受け止めてくれているのです。

 

私たちの暮らす地球がいかに恵まれた環境で、

地球上のあらゆる生物が守られているかということです。

誕生時は燃える鉄のかたまりでしたが

46億年もかけて「美しい奇跡の星」になったのです。

それをつい最近、調子付いた人類が破壊しているのです。

間もなく間違いなく壊滅的状況になるでしょう。

 

話を戻しますと、私の結論としては

「観測史上初」や「数十年に一度」が今後は毎年

「日常」に変わってしまうでしょう。

100年もった建物も、1000年災害のない地域も

次々と姿を変えていくでしょう。

 

私の自宅もこれまでは災害をのがれていますが

近い将来、住めなくなるかも知れません。

災害にあう前により安全な場所に移ろうか考え始めました。

不動産市場も今後大きく変化するかも知れません。

 

もしあなたが、Co2削減について真剣に考え

早く行動を起こさなければと思っていたら

そのためにもまず安全な基盤、住居を確保して下さい。

満を持してノーベル化学賞! リチウムイオン電池開発の吉野彰さん

f:id:anmor1:20191013050729j:plain

graphic「大型カーゴドローン」

https://www.dropbox.com/sh/7yrsxypiz57efdo/AADv6-rImxGALrOswOd4PKS0a?dl=0

この記事を書いている今日は台風19号接近のニュースで持ち切りですね。

大きな被害をもたらした15号を上回る猛威と言われているので

とても心配です。

 

ですが今日は先日のノーベル賞受賞のお話です。

受賞者の発表は毎年のことですが、日本人の名前が出ない年の方が

少なく思えるくらいコンスタントに受賞していますよね。

世界レベルから見れば日本の教育水準は低下傾向と言われていますが

根気強い日本人の性分でしょうか、まだまだ科学技術は健在です!

私も同じ日本人で良かったと誇らしく思います(笑)

 

さらに特筆すべきは、対象となった「リチウムイオン電池」のお蔭で

私たちの毎日の生活で受ける恩恵が計り知れないという事です。

改めて、どれほどの広範囲に普及しているのか見てみましょう。

 

情報モバイル機器

 スマートフォン、ノートPC、タブレットPC、電子辞書、

 ゲーム機、音楽プレーヤー、モバイルスピーカー、

 デジタルカメラ、ビデオカメラ、腕時計

家電その他

 ロボット/ハンディ掃除機、電動歯ブラシ、シェーバー、

 電動自転車

産業

 ドローン、電動工具、無線機、各種計測器

自動車・鉄道・航空

 ハイブリッド/電気自動車(バス)、電動バイク

 新幹線N700S、ボーイング787

オール電化住宅

 昼間ソーラーパネルで発電した電力を電池に蓄えることで

 発電できない夜間にも使用できたり、電力消費量がピークになる時間帯の

 負担を軽減できたり、災害などで停電時にも使用できたりします。

CO2排出ゼロの社会へ

  住宅という単位に限らずマンション、オフィスビル、都市、

 国家レベルでも100%自然エネルギーを活用した社会の実現へ向けて

 研究開発が進められています。

 今回の受賞にもつながった真骨頂と言える分野です。

 

皆さんいかがですか? 

調べればもっといろいろ見つかると思いますが

これほど私たちが身近に恩恵を感じることができる技術も

そう多くはないですよね。

 

 吉野さんがリチウムイオン電池の研究を始めたのは1980年代だそうです!

当時はまだWindowsもなく、ガラケーすら普及していなかったのです。

モバイル機器といえば、ラジオかカセットテープ式のウォークマン

ラジカセくらいでした。

いずれも乾電池を入れるしかなかったので、すぐに電池が切れて

「はい、終わり~」って感じでした。

 

 今はほとんどの機器が充電式になったおかげで乾電池を買うことが

めっきり無くなってしまいました。

テレビやエアコンのリモコンの電池も、充電式の電池をどこでも

買うことができるようになりました。

お財布にも嬉しいし、それだけ廃棄物も減って環境にも良いですよね。

 

蓄電効率が飛躍的に向上したリチウムイオン電池ですが、

さらに数倍高効率で、より安全な電池の開発も進んでいます。

私たちが、戦争も事故も公害もない明るい未来を想像するとき、

そこには必ず「蓄電技術」が切っても切れない根幹技術と言っても

過言ではないのです。

吉野さんはじめ、研究開発に関わる皆さんに感謝したいですね。

 

いつかは「電気」さえ要らなくなる時代が来るって?

そこまでは今の私の頭では想像もできませんが(笑)

予想をはるかに超える被害に遭われた千葉の皆さん、ノン気な記事を書いて済みませんでした!

f:id:anmor1:20190919141706j:plain

photo 例年観光客でにぎわう千葉の紅葉 http://maruchiba.jp/index.html

先日の台風15号によって、まさかここまでの被害に

なっているとはまったく想像もできていませんでした。

9/10に書いた記事では被害のことはサラッと流して

その後に会社へ向かう大行列について述べさせて頂きました。

また、これまで首都圏が大きな災害からのがれてきたために

危機感がない、とも書きましたが

危機感がなかったのは正に私の方でした!

 

大行列が先進国らしくないなんて、災害に遭われて

今日も不自由な生活を強いられている多くの方々にとっては

取るに足らない本当にノン気な記事、話題でした。

申し訳ありませんでした。

 

 それにしても千葉県の被害は深刻です。

現時点でも約4万5000戸が停電、6000棟以上の住宅が損壊、

水道も、ガスも、通信も、道路さえ全面復旧にはほど遠く、

ボランティアや支援物資もまだまだ行き届かない状況です。

 

今回だけではありませんが、九州でも東北でも

被災者への支援のあり方が多くの議論になりました。

たくさんのボランティア志願者や支援物資の寄付が

寄せられても、本当に必要としている人へ行き渡らない

という問題です。

 

電気、水道、ガスが絶たれている通常でも厳しい環境に

被災者に加えて多くの物資や人員が集まることによって

さらにそれらを仕分けたり配給したり、人員を整理、統括したり、

増えた人員分までも食事やトイレの生活環境を用意するなど

悪循環がエンドレスに膨らんでいるのです。

 

そこで提案ですが、いつもインフラの絶たれた災害現場に

支援が集まるよりも、周辺(今回なら東京、神奈川、茨城など)の

インフラが正常に機能している地域の公民館などの施設へ

被災者を移動、受け入れて頂けたら、一時的な生活環境としては

はるかに安心ではないでしょうか。

ボランティア活動一つにしても生活インフラが整った

環境の方がだんぜん効率も上がります。

同時に被災現場も混乱なく救助、復旧作業に専念できると思います。

 

何も被災者全員を受け入れて下さい、という話ではありません。

主に高齢者、乳幼児とその保護者、負傷者などです。

体力のある男性は現場でガレキの撤去、運搬などを、

屋内の片付けや清掃でしたら女性でも可能と思います。

 

肝心なことは、ある程度の災害が発生したら、被災者の移動、

受け入れが必要かを政府や自治体が「瞬時に」判断、指揮することです。

日本で非常に多いのは「まず被害の詳細を確認中」とかいって

対応が後手ゴテになり、遅すぎて結局役に立たなかった、

というケースです。

 

3年前の2016年、熊本県大分県が激しい震災を受けた時、

さんふらわあ」(大型フェリー/定員700名以上/商船三井)が

定期運航をキャンセルして避難場所として提供したい、

という提案があったのです。

「すばらしいアイデアだ!フェリーなら今後は近隣諸国も助けられる!」

と私は感動したのですが、熊本県が「入港の可否について検討する」

と言ったきり結局、実現できなかったのです。

 

とても残念ですし、今回も千葉南部から動くこともできない

方たちを、船を使って救出できないでしょうか?

小型のフェリーでも、逆に作業車両や人員、物資を

搬入することも出来ます。

もういちど政府も含めて前向きに協議して頂けないでしょうか?

 

就任直後ですがこの際、小泉環境相が災害時の指揮官を

やってもらえないでしょうか?

非常に意欲がありフットワークも俊敏、期待が持てますよね。

 

話を戻しますが、あとは被災者を受け入れる施設側に

コスト負担が生じる問題が残ります。

「そんなに言うならお前の自宅で受け入れてやれよ!」

って言われそうですが、残念ながらそんなスペースも

経済的な余裕もありません。

 

結局そこなんですよね、「受け入れ制度」が普及しないのは。

「いつでもどうぞ!」って言える余裕のある地方自治体も

けして多くはないでしょう。

災害はいつどこで発生するかわかりません。

自治体同士が「困ったときはお互い様」と考えて頂けると

いいのですが、そんな生ぬるい問題でもないですよね。

 

企業が所有する建物を一時的に提供頂くだけでも

助かる人は少なくないと思います。

テレビCMに何億円も払っている企業でしたら

今回のような災害支援に協力頂いた方が

企業イメージの向上にきっと繋がると思いますよ。

 

最近、急激に増えている「民泊」施設も有効ですよね。

後で政府から利用料金を補填してあげても

大した支出ではないと思いますよ。

どうせ赤字国なんですから、こんなに多くの方が

困っている時こそ国債を有効に使うべきです。

仮設住宅を建てたりその用地を整備するのに何億円も

使うよりずっと早いです、即日対応ですから。

 

被災者の方々が不自由な生活を強いられているニュースが

いつまで続くのか、災害が起きるたびに毎回のことでは

ありますが、悶々とした気持ちになってしまいます。

ほんとうに何とかできないものでしょうか?

台風の直後でも会社に向かおうとする典型的な日本人の大行列! これでも本当に先進国なの?

f:id:anmor1:20190911160724j:plain

photo 海上自衛隊「南極のペンギン群」 https://instagrammernews.com/hashtag/instajmsdf

首都圏を直撃した台風15号は、すでに報道のとおり

想像を絶する強風と、犠牲者を含む甚大な被害をもたらしました。

逆に言えば東京、神奈川、千葉などの首都圏が、いかにこれまで

災害からのがれ、危機感のない「ゆるい」環境であったか、

私たち現代日本人に知らしめてくれたのです。

 

さて、タイトルにも書きましたが今日の本題はその後です。

 

政府から鉄道各社への要請で去年から「計画運休」を実施

過剰な混乱や2次災害を防ぐためにもたいへん有効な施策ですよね。

先日の台風15号では概ね各社が8時頃から復旧との告知が

事前にされていました。

実際には各所での被害の大小と復旧作業の進捗は様々で、

平常運転まで復旧できたのは午後すぎという所もありました。

ですが、これが人知の及ばない自然災害ですから当然のことです。

 

ところが各鉄道会社にとって見れば

「いち早く復旧できた会社が危機管理と対応能力に優れた会社だ」

とか「こうゆう時こそ他社に先を越されてはダメだ」的な

奇妙な競争心を芽生えさせる結果になった、

というと考えすぎでしょうか?

政府にそんな意図は全くないことは百も承知だけに

残念な気がしてなりません。

 

私も含めて利用者の立場から言えば

動かないなら動かないでいいのです!

ほかの方法を考えるだけです。

自然災害によって電車が止まって今日は会社に行けなかった、

それで誰に怒られることがありましょうか!

それよりも大慌てで復旧作業中に事故が起きたりケガ人でも出たら?

私たち日本人は一体何と戦っているのやら!昔もありましたけど。

 

ちょっと話が脱線しますが、安全面から言えば

特急列車のスピード競争もホドホドにしておいて欲しいのです。

100人以上の命が一瞬で奪われた列車事故を覚えていますか?

何度も繰り返すことになりますよ。

 

それにしても日本の鉄道会社の災害復旧の早さは

信じられない神業ですよね!

平常時の正確かつ安全な運行といい、初めて東京を訪れた外国人が

「ミラクル!」と声を上げるのも納得です。

 

「8時に復旧するなら普通に出勤できるだろう」的な発想?

これも良案の「計画運休」が裏目に出た悪い事例を作ってしまいましたね。 

「普通に出勤できるなら、社員に特に連絡メールを送る必要もないな」

と考えた企業も多いのではないでしょうか。

 

「ウソでしょ!出勤するの?」とすでに意気消沈した企業戦士たちが

まだ復旧していない鉄道の駅に一気に押し寄せ、

案の定、猛暑の中、長蛇の列で数時間待ち。

「この時間を無駄にせず資格の勉強をしよう!」とか思っても

この状況で頭に入るわけないでしょ!

 

「計画運休」はまだまだ課題が多いということがNHKの記事にもあります。

<参考記事>

「計画運休」で難しさ浮き彫り…予定時間の運転再開 | NHKニュース

 

 今後、大いに改善の余地があるとしてもですよ、私が言いたいのは

これが本当に先進国のはずの日本人がやることなんでしょうか?

前にも書きましたが日本人って本当にいろんな意味で「会社命」ですよね。

次の災害時には改善される? 私にはそうは思えないんですよね。

 

海外の先進国の人たちがこの大行列を見たらなんて言うでしょう。

「オーマイゴー」ですか?

どなたか街角インタビューをして頂けないでしょうか。

 

「一億総活躍社会」でしたっけ?

少なくともこの大行列にいる数時間は、失望と暑さとストレスに

耐えるのみで、何一つ活躍なんてできませんから!

あおり運転者は友達のいない淋しいヤツらです。相手をせずにゴミ処理は警察に任せましょう。

f:id:anmor1:20190830075433j:plain

graphic https://sukiaraba-game.jp/?p=13973

私事でたいへん恐縮ですが、先日からひどい腰痛に襲われて

パソコンも触れないほどでほとんど何もできず。

更新が遅くなってしまいました。

 

あおり運転暴行犯逮捕、こんなヤツがまだ生存していたなんて!

親からマンションを譲り受けて、まともに働いていなかったようですね。

どうりで行動も発言もまったく意味不明です。

あおり運転はもちろん悪質な犯罪ですが、普通に働いている私たちは

こんなヤツらの相手をしているヒマもありません。

 

回避は簡単ですよ。

後続車に追い付かれたら右側車線を空けてあげるだけです。

あおられる人のほとんどが右側車線をマイペースで走っている人です。

多くはナビ画面や同乗者との会話に夢中になって

周囲の状況をまったく見ていない人です。

 

後続車がなぜそんなに急ぐ必要があるのかは、どうでもいい事です。

「今にも赤ちゃんが産まれそうな妊婦さんが乗っている」

と思っておきましょう。

よほど「悪質なあおりだ」と思ったときはドラレコスマホ

撮影して後で警察に提出すれば十分です。

 

相手の車を止めようとしたり、信号待ちの時に降りていって

声をかけたり、これは絶対に間違いです、やめて下さい!

両者で話し合っても円満解決なんてあり得ないからです。

車を運転している人のほとんどが「自分が一番上手い、正しい」

思っているから間違いに気付かないのです。

時間の無駄だしエスカレートしてケンカになりますよ。

 

直接対決したがる人は仕事をしていないヒマ人か、

友達がいなくて誰でもいいからかまって欲しいか、ろくなヤツはいません。

「肩がぶつかった」とか絡んでくるヤツも同じです。

言い方は悪いですが、ゴミ処理は警察にお任せしましょう。

 

あおり運転はこれだけ話題、社会問題になっていますので

さすがに警察でも国会でも対応、対策を強化していく方針です。

私たちは常識人ですから素直にプロにお任せしましょう。

 

しつこいようですが皆さんにもぜひお願いします。

① 急いでいる車には道をゆずる

② 2者で直接話さないで警察へ

これだけでほとんどのトラブルは無くなりますよ。

 

【8/30追記】

明日31日(土)の午前9時から11時まで

事件の実況見分のため、常磐自動車道上り線の

谷和原インターチェンジ(IC) ⇒ 柏IC間を

通行止めにするそうです。

国道に降りて迂回すると約1時間程度かかります。

 

土曜日だって休んでいるヒマもないほどの人もたくさんいるのです。

ほんとうに迷惑極まりないですよね!

「どっちが悪い?」なんて言ってるレベルじゃないです。

1にも2にも、とにかくトラブルを避ける方法を考えましょう!

日本人に足りなかったのは平常心と勝負強さ? コーチ父母も一貫した指導 渋野日向子 全英女子オープン優勝!

f:id:anmor1:20190806190524j:plain

photo「みんなのゴルフダイジェスト」https://www.golfdigest-minna.jp/_ct/17259451

久しぶりに朗報の記事を書くことができて嬉しいです。

なんと、去年プロテストに合格したばかりで

今回が海外ツアー初挑戦、世界ランキング46位の

渋野日向子選手がいきなりメジャー大会優勝の快挙です!

 

元賞金女王で、何度も名勝負でファンを沸かせてくれた

岡本綾子さんも、元世界ランキング1位で、数えきれない感動を

与えてくれた宮里藍ちゃんも果たせなかった悲願を

叶えてくれました(泣)

 

渋野選手の強さとはなんでしょうか。

これまで度々の挫折を経験し、ひどく落ち込んでいた彼女に対して

コーチもお父さんもお母さんも一貫して言い続けたことは

「いい時も悪い時も笑顔を、なにより笑顔がいちばん」でした。

それを彼女はストレートに実現したのです。

  

ゴルフに限らず日本人に限らず「もう少しで優勝」という

場面になると、想像を絶する緊張とプレッシャーで

急に調子を落とす選手も少なくありませんよね。

 

通常、プロ選手が試合中にファンとハイタッチをしたり

スナックをモグモグ間食したりすることはないそうですが

他の選手がまずやらない「えー?」って思われるようなことも

渋野選手なりの克服法なのかもしれませんね。

 

常に平常心で思い切ったプレーと、臆することなく最後まで

笑顔を貫き、チームの心が一つになった時の強さを

最高のパフォーマンスで証明してくれました。

 

これからの日本のゴルフ業界、スクールも、用品メーカーも、

売店も、メディアも、お菓子メーカーまで、大いに盛り上がって

くれることを想像するだけでも嬉しい限りです!

 

かく言う私はテニスもゴルフも遊び程度しか

やったことはありませんが(笑)

ついついテレビは見ちゃうんですよねー。

圭くんも、なおみちゃんも、英樹くんも、

ウィンブルドンジュニアで優勝した望月慎太郎くんも

まだまだ活躍を期待したいですね。

 

ひとまず渋野選手、あなたは本当にスゴイ!

本当におめでとう!

地球に急接近していたのに直前まで発見されず通過(怖) 小惑星2019OK

f:id:anmor1:20190802220403j:plain

photo Schadenfreudeさん

https://matome.naver.jp/odai/2135055685421450201/2135057028523720103

直径130メートルの小惑星が地球に急接近していましたが

発見されたのは最接近した7/25の数日前だったそうです。

<参考記事>

【報ステ】小惑星が“ニアミス”

 

幸い衝突をのがれ通過しましたが、地球までの距離は72000キロメートル。

ピンと来ないかもしれませんが、地球と月の距離の5分の1なので

ちょっと背筋が寒くなる近さですよね!

言うまでもありませんが、月は地球の強い引力によって

一定の距離を保っていますが、それより5倍も近いということは

間違いなく地球に引き寄せられていた、ということです。

 

 ではなぜ直前まで発見が難しかったのでしょうか?

私は以下が主な要因ではと思います。

①恒星以外の天体は自ら光を発しない

 近年は小惑星を自動探知できるシステムも進化していますが、

 太陽などの恒星から受けて反射する弱い光に依存しているためです。

②直径130メートルはかなり小さい

 ちょうど東京ドームくらいで、目の前で見るとかなり巨大ですが

 広大な宇宙スケールから見ると、ほとんどデブリとあまり変わらない

 レベルでしょう。さらに地球や太陽に接近するにつれ

 引力の影響でどんどん速度を上げるのです。

③全天観測の難しさ

 小惑星はいつ、どの方向から飛来するか全く予測ができません。

 通常の天文観測の場合はある程度ターゲットを絞って狭い範囲を

 クローズアップして観測できますが、小惑星は年中無休で全天を

 観測しないと発見できず、比較にならないほどの広範囲と言えます。

 

小さいとはいえ直径130メートルの小惑星がもし東京に直撃したら

23区くらいの範囲は一瞬で壊滅するそうです。

それだけの被害で済めば「人類滅亡」までは至らないのですが、

問題は衝突時の衝撃波と、立ち登るチリやホコリが地表を覆いつくし

長期間、太陽光がさえぎられると光合成生物が死滅し、極寒に覆われ

いずれほとんどの生態系がダメージを受ける可能性もあるわけです。

 

 お金に余裕のある方は、長期滞在型の地下シェルターを

作っておいた方が良いかも知れませんね。

核戦争にそなえてすでに持っている方も多いそうですが。。

 

今回は発見された時点で衝突の可能性は低いことが

わかったので速報されませんでしたが

今後もし「1週間後に90%以上の確率で衝突する」と

報じられたらどうでしょう?

間違いなく世界中がパニックです!

 

仕事なんてしてる場合じゃありませんから

少しでも身を守る行動をとるでしょう。

自宅の窓に板を打ち付けて塞いだり、食料を確保したり。

 

え?映画の見過ぎですか?確かにそうかもしれませんが(笑)

でも「こういう時こそ落ち着いて行動しなきゃ」とか言いながら

何事も無かったように会社に出勤してるのは

日本人くらいかも知れませんよ!

 

どこで植え付けられたのか、日本人には奇妙な

「美徳」みたいなものがありますね。

東日本大震災でも、すぐに避難しなかったために

津波に飲まれてしまった方がどれほど多いか。

 

今回は衝突は逃れましたが、通過によって微妙な

自然への影響ってないのでしょうか。

偶然とは思いますが3日後に珍しい現象が起きました。

三重県南東沖が震源地震で、最大震度4は「宮城県」です。

 

<参考記事>

地震情報 - Yahoo!天気・災害

斜めに沈み込んで行く地殻プレートに沿って地震波が伝わる現象で

震源とまったく離れた場所で影響が大きくなることが

まれに起こるそうです。

【続報】犯人は「聖地巡礼」するなど熱狂的ファン?憎悪は愛情の裏返し? 京都アニメーション放火事件

f:id:anmor1:20190731154458j:plain

photo 宇治川沿いの桜/ゲタゲタさん https://www.photo-ac.com/profile/812768

7/21の記事で「何の関連性も対応策も見つからない」と

書きましたが、しだいに事実関係が明らかになるにつれ

一つだけ発生要因のようなものが見えてきました。

と言ってもかなり漠然とした話になってしまいますが。

 

犯人は放火を実行するまでの約3日間、ガソリンなどの準備や

犯行の下見のほかに、京アニの作品中で物語の舞台となった、いわゆる

「聖地」を数か所めぐっていた姿が防犯カメラ等に残っていました。

これは特に強い思いを寄せるファンの行動以外の何物でもないそうです。

 

以下の記事によると、近年このディープなファンの中でも

製作現場に押し寄せたり、現場見学に紛れて原画や仕事道具を盗んだり

問題を起こす例が増えているそうで、何年も前から現場は

ファンのエスカレートに危険を感じていたそうです。

<参考記事>

京アニ放火事件の闇 SNS普及でアニメーターめぐるトラブル増(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース

 

でもちょっと待ってください!

熱狂しすぎたファンが問題を起こす?危険?

これってトップアイドルやアーティストと同じじゃないですか?

それなら昔から何度もありますよね。

NGTもAKBも、松田聖子もジョンレノンも・・・

これまで対象が実在の人物だったのが

ついに異次元の世界へ進出してしまったのか。

 

私たち一般人にはとうてい理解できませんが、

特定の人物に対する愛情が高まるあまり、どこで思考回路が

組み違ってしまうのか、いつしか攻撃対象になってしまう。

それにしても、犯人が愛情を寄せるアニメキャラに

関わっていないスタッフまで含めた35名もの命を、

高い計画性をもって一瞬で奪ってしまったこの事件は

理解できないとしか言いようがありませんが。

 

利害関係による対立や、金品、権益をめぐる争いだったら

ほんとうに有りふれた話なのですが

もしかするとそれよりも「自身の愛情を受け入れてもらえなかった」

「愛情を注いできたのに裏切られた」というケースの方が

憎悪に転じた時の度合いが激しいのでしょうか。

 

ある対象に強い愛情を注いでいる時、それ自体が自身の存在意義で

あるかのように思い込んでしまう傾向があるそうです。

するとその対象を突然失ったり拒絶された時、

自身がこの世に存在する意味を失った、奪われたと感じてしまいます。

常識やモラル、後先のこと、何も考えられなくなってしまうのかも

知れません。

 

話を放火事件に戻します。

犯人の背景、環境についても新しい情報がありました。

<参考記事>

《京アニ放火》第2の事件後、容疑者の部屋に入った管理人による「衝撃証言」(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース

 

犯人が子供のころから両親が離婚、再婚を繰り返し

受けるべき時に親の愛情を十分に受けられなかったようです。

その後、親交のあった父親も生活苦で自殺したそうです。

それが大きなショックだったのか、引きこもりがちになったようです。

 

ここまで読んでこう思った方はいませんか?

「どんな背景、環境だろうとけして許される犯行ではない」

当然です。なんら情状酌量の余地はないでしょう。

それでも私が言いたいことは、

5月の川崎の殺傷事件の時も「こんな不条理な事件をなんとしても

減らしていかないといけない」と思いませんでしたか?

 

川崎の犯人も子供の頃に両親から手放されています。

似たような生育環境と言えます。

人として産まれれば誰だって当たり前の、親からの愛情を受けたり

何らかの対象に愛情を注ぐ充実感、それらが

「いつか壊れて無くなるもの」「報われないもの」という意識が

強く彼らに根付いているとしたらどうでしょう?

一つの共通点、犯行の要因と言えないでしょうか。

 

子供を産み育てる環境として、たとえ低収入であっても

安定した生活基盤と、明るく平穏な家庭、こんなどこにでも

ありそうなごく普通のことがいかに重要かということです。

でもそれさえ難しくなりつつある時代のようにも最近は感じます。

 

私たち日本人は戦後の復興を乗り越え、自由を手に入れました。

誰もが幸せになれる「はず」でした。

しかし自由の代償として複雑になり過ぎてしまったのでしょうか。

争いや惨殺の絶えない世の中になってしまいました。

私たちは絶対に間違いなく、どこかで何かを間違えてしまったのです。

 

漠然とした問題ではありますが、これらから目をそらしてしまう人が

増えるか、正面から向き合う人が増えるか、

私たち大人は子供たちに良い時代を引き継ぐことができるでしょうか?

【訂正】防ぎようのないテロ 犯罪や事故が減っても社会の歪みは「行き場」を探し求める 京都アニメーション放火事件

f:id:anmor1:20190722155453j:plain

photo カズキヒロさん https://www.pakutaso.com/kazukihiro.html

5月にも最悪の無差別殺傷事件が起きてから

まだ2か月も経っていないのに

またしてもこれ以上にない悲惨なテロ事件が起きてしまいました。

犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。

 

今回の事件についてもいろいろ考えましたが

必然的な要因も、京アニと犯人との関連性もまったくなく

(後の調査で犯人が京アニに投稿した小説が見つかりました)

したがって再発を防ぐ方法がまず考えられない

というのが最もショックな点です。

 

テロ事件といえば多くは海外で、飲食店や教会など

まず銃や爆弾が持ち込まれることのない「平和な日常」がターゲットに

されるので、これらも再発を防ぐことは極めて困難です。

 

日本は地道な取り組みによって犯罪や事故の件数は近年

減少しているそうですが

反面いつ自分がテロの被害者になってもおかしくない

という時代に入ろうとしているのです。

 

今回の事件の要因について何か対策ができなかったのか

経過に沿って見てみましょう。

 

犯人の人物像

これまでにコンビニ強盗や騒音トラブルなどを起こし

問題が少なくはありませんが

一生、刑務所から出られないようなレベルでもなく

また、これほどまでの狂暴犯に進展するとは

警察もまず想定できなかったでしょう。

 

犯行の動機

「小説を盗まれたから放火した」と自供していますが

小説を出版、投稿した経歴はありません。

(後の調査で犯人が京アニに投稿した小説が見つかりました)

また京アニの元従業員でもなく、取引関係もなく

「不当な扱いを受けた」などの関連性もまったくありません。

犯人の勝手な思い込み、究極の被害妄想としか言えません。

個人の脳内で増殖する感情を制止する方法はありません。

 

用意周到で高い計画性

犯人はガソリン携行缶、バケツ、台車、凶器まで準備していました。

ガソリンを携行缶で運搬することは以前からも危険性が指摘されて

いますが、今まで以上の規制強化は難しいでしょう。

ほんの一例ですが小型の農機具や林業などにも不可欠だからです。

仮に禁止したとしても、実はほとんど意味がないのです。

車やバイクのタンクにホースを差し込んでポンプで吸い出せば

ガソリンは誰でも簡単に入手できます。

 

セキュリティドア

今やITやハイテク企業の多くがIDカードや顔認証で

不審者の侵入を防いでいますが、はたして今後、中小企業や

学校、保育園まで標準化できるでしょうか。

コスト的な問題もあるのでちょっと非現実的ですよね。

もっとも、駅や空港、飲食店など不特定多数が出入りする場所が

狙われたら何の効力もありませんが。

 

中小ビルの消防基準

大型のビルでは階段室が防火扉で遮断できる構造になっていますが

中小ビルでは義務付けられていません。

今回も火元は1階で、らせん階段がまさに煙突のように機能して

瞬く間に3階まで延焼を早めたようですが

有事の際には階段は重要な避難経路でもあるので

必ずしも遮断がベストとは言えません。

表裏一体なのです。

 

屋上やベランダなどの避難場所

階段で屋上へ避難できる構造になっていましたが今回は延焼が早く

多くの方がその途中で一酸化炭素中毒などで亡くなっています。

ベランダから飛び降りて難を逃れた方もいますが

大半の方が逃げ遅れました。

これがガソリンや爆発物の恐ろしさです。

火災の原因が漏電やタバコの不始末だったら

もう少し避難できる時間があったと思います。

 

以上のどの要因について考えても効果的な対策がありません。

今回の事件は本当に絶望させられました。

被害に遭われた方、ご家族、関係者、そして多くのファンの

やり場のない怒りがどれほどか、想像しきれません。

 

これまで企業が狙われた事件として多いのは

例えば取引上のトラブルや、飽和した業界内での仕事の奪い合い、

潰し合いの果てに事件にまで発展したケースですが

今回の京都アニメーションはそのようなたぐいのトラブルからは

かけ離れた業界です。

 

むしろ多くの著名な作品を世に出し、世界中に夢を与えてきた企業です。

人の命に優劣はないとはいえ、多くの優秀なクリエーターを失った損失も

はかり知れません。

献花に来た人も「生きる道しるべと勇気を与えてくれた」と言っていました。

 

このような被害に遭わなければならない要因は一つもなく

かといって、あまりにもこの事件が特殊で突発的すぎて

有効な再発防止策もありません。

「日本もそういう時代になってしまった」と

ただただ悲しく

このような記事しか書けないことが痛くむなしく

ただ絶望しかありません。