出来事と話題

日々のニュース、出来事からいろいろと考えてみましょう

人類は近い将来リセットされる説と、何が失敗だったのか解りやすく教えてくれたトランプさん アメリカのコロナ感染者数が世界一位

f:id:anmor1:20200329022420j:plain

photo https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/promotions/usaana/features/ny/vol08/

感染により病床に伏せている方、また不自由な生活を

強いられている方にお見舞い申し上げます。

また、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。

 

あなたが初めてこのニュースを見た時に、全世界、全人類が

これほどの脅威に恐れ震えることになると予想できましたか?

1日に千人以上が亡くなるなんて、戦争と同じです。

ある日、高層ビルにポッカリ穴が空いて黒煙を吹き上げている

映像を見た時と同じ、信じられません。

SARSも、MERSも正直、私は遠い国の出来事だと思っていました。

 

武漢市が中国のどの辺りかをgoogleマップで見たら緯度は高くないが

冬の内陸地ですから寒冷、乾燥で、これもインフルエンザと近似種かと

思いましたが、マップを拡大してみると思いのほか河川や湖が多く

気温も10度前後と意外と温潤??

この時の西日本、まさに大阪、名古屋、イタリア、スペインとも

似た環境であることが分かります。

 

概ねですが、気温10~15度、湿度50~60%の条件で

もっとも勢力を強めるウイルスではないかと私は予想しています。

言うまでもなく季節は北へ南へと巡りますので今後、北欧やカナダ、

ロシア、さらに南半球にも大きな波が襲うかも知れません。

 

新型コロナウイルスの発生は市内の市場と言われています。

生きた鶏や野生動物が食用として売り買いされ

一般家庭でも日常的にそれらを絞めて調理されるのです。

 

これは原生林で暮らす部族にとっては一片の疑問もない生活行動ですが

それは「人間も自然の営みの一部であり、何ら特別な存在ではない」

という意識が根底にあるためです。

なので彼らが森全体を破壊、破滅させることもありません。

 

自然環境では、すべての生物が常にあらゆる細菌やウイルスに

晒されながらも、高度な免疫機能によって共存、共栄を保っています。

ある特定の一種が突然、感染症で絶滅することはありません。

 

自然を押しのけて近代都市に暮らす現代人はどうでしょう。

野生動物との濃厚接触はまずありません。

河川で水遊びをする子供もほとんど見かけません。

ありとあらゆる環境が「効率」を追求した人工物で囲まれ、マスクをし、

消毒をし、抗生物質を多用し、常に巨大な無菌室に隔離された状態で、

まるで健康であるかのように思い違いしているのは私たちなのです。

当然すぎることですが、誰もが免疫機能が低下、退化しているはずです。

 

実験用マウスが飼育されている完全な無菌室に、感染力の強い蚊が

一匹入り込んだらどうなるでしょう? まさに「未知との遭遇」ですね。

都市部に大量の花粉が飛んで来たら? 

免疫機能が退化した人体は、よくパニックを起こしていますね。

 

物流システムの進化によって、世界中の食品、植物、時には生体も

瞬時に移動できる時代になりましたが、言い換えれば世界中で

目には見えない「未知の恐怖との遭遇」が無数に起きている

ということですね。

 

膨大な種類の細菌やウイルスがこれまでにない好条件の環境に移った時、

また自然環境の永い歴史の中で、何らかの変動によって

微生物が最も好適な生息条件を得た時、

何兆分の1か、何京分の1の確率で、極めて高い増殖力を持った

異次元の「生命体」へと進化して行くのかも知れません。

もしそうじゃなかったら、どうやって私たちのような複雑な生命体が

今、存在するのか説明できますか?

 

地球の自然環境は46億年かけて成熟し、安定と静穏を保っていました。

それをつい最近、人類が急激にひっかき回したため

取返しがつかないほどバランスを乱し、原始の時代へリセットされようと

しているように私には思えてならないのです。

もう崖っぷちまで追い込まれていることに気付いてないだけかも知れません。

 

いずれ人類が地球に住めなくなったら月や火星へ移住し始めるかも知れません。

でもまた同じ過ちを繰り返して破滅するでしょうね。

私たちが自然から生まれた体である以上、日常的に自然に接し、

退化させてしまった免疫機能を本来、備えていた状態に取り戻し、

永遠に自然と共存していかない限り、人類の居場所はどこにもないのです。

 

都市部でも面積の半分は緑化すべきです。

少し手を伸ばせば小動物や水生生物に届くくらいまで

自然との距離を縮めるのです。

過密化してしまった東京や大阪はもう手遅れです。

都市機能を移転させる、というレベルではなくて根本的に1から

環境を見直して、何十年かかっても国土を再建していくしかありません。

 

人類文明がさらに進歩し続けても、自然を制圧することは出来ないと思うのです。

46億年の歴史とメカニズム、「究極のバランスシステム」の理解をより深めて

これからは科学とテクノロジーを自然との共存・融合のために帰結すべきです。

 

中国から広まったウイルスは世界中の人口密集地域を次々と襲い

世界最大の近代都市、ニューヨークを覆いました。

「何よりも自由を愛する国」では皮肉なことに、ウイルスも

自由に最大限に能力を発揮できたことは簡単に想像できます。

もしかしたら、毎朝セントラルパークを散歩していた人は

自然由来の免疫機能を備えていたかもしれませんが、

私には確かめようのないことですね。

 

次も諸説ありますが、中国当局は「感染はすでに終息に向かっている」

表明しています。

一方のアメリカは今後の経済情勢が、ますます深刻度を増しています。

トランプ大統領は巨額の財を成したトップビジネスマンでしたが

まさか全く専門外のウイルスに気を病むことになるとは

夢にも思わなかったでしょう。

 

こんな時に優秀で発言力のあるブレインが揃っていたら良いのですが

バッサバッサと整理してしまったので、Yesマンしか残っていなかったら

最悪ですね、「もろ刃のつるぎ」かも知れません。

中国で自然発生したウイルスのようですが、アメリカという国の特性上、

何倍も甚大な被害になりそうな記事も目立ってきました。

さすがの事態にトランプさんも「これが潮時か」と悟るかも知れませんね。

 

大変、不謹慎で申し訳ありませんが、これが中国の

ちょっと手をこまねいているアメリカに対する戦略だとしたら?

これが中国トップクラスの頭脳だとしたら?

これが4000年の底力だとしたら?

トランプさん、やっぱりあなたはハチャメチャ過ぎたね。

 

でも、たまにはハチャメチャなトップも必要だと私は思うのです。

何が成功して、何が失敗だったのか、誰もが教訓を学ぶことができます。

どこかのステーキ屋のトップにも似ていますね。

「とにかく平和と協調が第一」というトップも多いですが

まだまだ世界は争いが絶えません。

これでは「理想と現実は常に遠い」という落胆しか得られませんから。

 

お読み頂きありがとうございます。

皆さんはどう思いますか?