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日本の夢、ゴルフ業界の夢、世界のゴルフファンの夢を実現!松山英樹選手マスターズ優勝!

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photo「松山選手と早藤キャディ」https://www.golfnetwork.co.jp/news/detail/27383

またまたとんでもない快挙を達成してくれました!

このブログを始めてから大坂選手、渋野選手、そして松山君と

次々とスーパースターの誕生を目の当たりにしました。

彼らと同じ時代に生きていられたことに本当に感謝です!

 

昨日はついついゴルフショップに様子を見に行ってしまいました。

月曜ですのでまだ祝優勝セールはやってませんでしたが(笑)

 

マスターズ=グリーンジャケットと言えば、ゴルファーの誰もが夢見る

最高峰であることは言うまでもありませんが、

松山君が19才で初出場した2011年以来、10年という苦戦の歴史と

重圧を背負いながらの優勝、世界に与えた感動は計り知れません。

 

大会最終日、18番ホールのグリーンへ向かう松山君を

遅くまで待っていた大勢のパトロン(ギャラリー)たちが

みんな立ち上がって大きな拍手で迎えてくれました。

もちろん地元のアメリカ人なら自国の選手を応援したいところでしょうが、

松山君の10年間のひたむきな努力と真摯な人柄、そして悔しさを

世界中のゴルフファンが見守っていてくれたからです。

諦めずに真っすぐに頑張り続ければ、不可能なことなどないのです。

 

元プロゴルファーの中島常幸さんを含む実況の3人とも

ウィニングパットの瞬間、号泣。

言葉になりませんでした。

 

キャディの早藤将太君も、試合後グリーンに向かって一礼するなど

日本人らしい素性が話題になりましたね。

穏和でいかにも誠実そうな彼のキャラクターが

ラウンド中の彼の表情からも溢れ出していましたね。

 

松山君の表情もこれまでになく安定していたことがとても印象的です。

終盤こそプレッシャーからボギーもありましたが

早藤君の心強いサポートが圧倒的なスコアにも結び付いていたことは

言うまでもありません。

プロ生命の長いゴルフ界ではけして経験豊富とは言えない

若いキャディですが、彼を選び信頼し切ったことも

松山君の才能、勝因かもしれません。

 

松山君がゴルフを始めたのは4才の時、アマチュア選手だった

お父さんの影響だそうです。

中学2年の時、ゴルフ部のある明徳義塾中学校へ転向しました。

松山君のようなスーパースターが誕生した時、

逆に凶悪犯罪が発生した時、私はいつも彼らの生い立ち、

家庭環境に注目するようにしています。

 

ゴルフは、幼少期から本人の意向だけで続けられるほど

甘いスポーツではありません。

ここまで続けて来られたのは、もちろん経済面も含めた

ご両親の厚いサポートが不可欠だったはずです。

 

近しい方の話では松山君は天然キャラで動じない性格だそうです。

プロスポーツにしてもエンターテイメントにしても

一握りの人しか成功できない厳しい世界です。

注目されるからこそ時には誤解や批判を受けることも少なくありません。

 

天然と言われようがはみ出し者と言われようが

けして目標から目を反らさず、自分を信じ続けられる

強靭な精神力を育んだのも、まずご両親やご家族が

松山君を信じて支え続けたからではないでしょうか。

 

これまでの選手活動の中で、苦しい時も多くの方からの

応援を得られたことも、元をたどれば

健全な家庭環境が極めて重要であったということです。

「応援してくれたすべての方に報いたい、感謝を伝えたい」

この強く真っすぐな思いは、どんなに強大な抵抗勢力でも

阻止することはできないのです。

 

その他、ゴルフ用品メーカー、オーガスタ、スポンサー、メディアなど

多くの関係者がこの感動を支えてくれたことも忘れられませんね。

 

表彰式でいよいよグリーンジャケットに袖を通した松山君は

これまで見たことがないくらいハシャイで見えましたね。

よほど大きな重圧から解放された気分だったのでしょう。

 

松山君、長かったよね、本当におめでとう。

でもまだまだ10年でも20年でも大活躍を期待していますよ!

みんなの夢を叶えてくれて、本当にありがとう!