G20ってもともと「会議」じゃなかったの?「握手会」じゃないよね。2019年G20@大阪開幕
photo「G20いらっしゃいたこ焼き」https://www.prdesse.com/posts/view/17525
2019年G20@大阪が閉幕しました。
いちおう世界中が注目する一大イベントなので記事を書きましたが
結論から申しますと…
これといって書くネタがありません(笑)
っていうか、私が言いたいのは正にソコなんです!
2008年のリーマンショックによって
世界中の金融機関をはじめ、経済全体がどん底へ突き落されました。
これからどうやって立て直していこうか?
国境を越えて話し合おう、という目的で始まったのが
「主要20か国金融経済会議」(=G20)だったのです。
極めて明確な目的と深刻性を持っていたのです。
それがCO2排出問題やプラスチックごみ問題などなど…
議題が発展してきたわけですが、
世界中の、いわば「人類」が抱える問題がどんどん増えすぎちゃって
そもそもG20が何をする所なのか、お互いの「ご機嫌」を確認する会なのか、
みんなでタコ焼きを食べたかったのか、よく解らなくなってきてますよね?
ちなみに今回のG20でどんな話し合いがされたのか、皆さん知ってます?
テレビのニュース番組でもほとんど取り上げられませんが
それってほとんどの人にとって
「意味のない結論」「どうでもいいよ」ってことでしょ!
<参考記事>
韓国への輸出規制強化 冷え込んだ日韓関係 一層の悪化は不可避 | NHKニュース
日本・トルコ首脳会談 イラン念頭に中東の緊張緩和へ連携確認 | NHKニュース
温暖化対策 G20で結束できなかったことに懸念 国連事務総長 | NHKニュース
プーチン大統領 平和条約交渉「まだ困難な作業が残っている」 | NHKニュース
G20のような国際会議や会合、会談でよく聞く話が
「〇〇問題の改善に向けて緊密に連携していくことで一致」とか、
「両国の協力関係をより強化していくことで合意」とかありますが、
別の言い方をすれば「具体的には何も決まっていない」ってことですよね。
そりゃそうでしょうよ、各国首脳が大阪に来てくれれば
日本としてもそれなりに豪華な「接待」をするし、
来賓もそれを楽しみにしているわけだし、
「オレは喧嘩を売りに来たぞ!」なんて場違いな人はまず来ないわけです。
「連携しましょう、協力しましょう」なんて、
皆さんが来る前から分かってる話ですよ。
こういうのって、業務がマンネリ化した老舗企業でも多いですよね。
いちおう重要事項なので幹部社員が集まって会議はするんだけど、
経営トップが方針転換でも示さない限り
「じゃあ例年通りの方針継続で」という結論で終わるんですよね。
わざわざ波風を立てるような空気の読めない人もいませんから、
あとは「豪華な松花堂弁当を食べる会」で終わりですよ。
詳細な施策については後で担当部署同士で詰めるとしても
もしもG20が各首脳の「気持ち」を確かめ合う「合コン」だとしたら
たったそれだけのために、いったい何億円?何十億円?の
経費を使ってるのか!
何トンのCO2が排出されたのか!
「タコ焼きが食べたかったらなんぼでも送りますやん!
ゆうてくださいよ!」って誰かが言ってそう…。